Xserverで「www.サブドメイン」でアクセスする方法

はじめに

エックスサーバで、独自ドメインを使っている場合、

https://www.example.com
https://example.com

の両方でアクセス可能ですが、サブドメインでは、

https://subdomain.example.com

はアクセスできますが、

https://www.subdomain.example.com

では「無効なURL」としてアクセスできません。

解決方法

www.subdomain」という名前のサブドメインを用意します。

ディレクトリ構造としては「www」というディレクトリの中に「subdomain」を作るという事ではなく、「www.subdomain」という名前のディレクトリを作るという事です。

これで「subdomain」と「www.subdomain」というサブドメインが2つできました。

このままでは、サブドメインが2つできただけなので、一方へのアクセスをもう一方へ転送するよう「.htaccess」で設定します。

.htaccessの書き方

https://www.subdomain.example.com

へのアクセスをURLはそのままで、

https://subdomain.example.com

へ、リダイレクトしてみます。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.subdomain\.example\.com)
RewriteRule ^(.*) http://subdomain.example.com/$1 [P,L]
</IfModule>

上記の内容の「.htaccess」ファイルを作成して「/example.com/public_html/www.subdomain」ディレクトリに置きます。

すると、ブラウザのURLは、

https://www.subdomain.example.com

のままで、

https://subdomain.example.com

の中身を見に行ってくれます。

 

・RewriteRuleで、[P]フラグを使う
・[P]フラグの場合、リダイレクト先のURLは「https」は対応していないので、「http」にする。

参考

公式サイトでは、サブドメインについて以下のページに書かれています。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_subdomain_setting.php